イベント主催・企画主催のすゝめ

2023年6月14日

先日、Webオンリーイベントの主催をしました。
また、そのイベントに合わせて小説アンソロジーの発行とネットプリント合作もしました。
簡単にですが振り返ってみようと思います。

イベント主催・企画主催の一番いいところは、自分の好きなものがこの世に増えることです。

イベント主催をしたことで、私の好きなゲームにまつわるいくつもの二次創作が。
アンソロジーの主催をしたことで、推しカプの本とその本に収録された素敵な小説たちが。
ネットプリント合作の主催をしたことで、私の好きなテーマの11枚のイラストが生まれました。

イベント主催・企画主催は、主催者だけでは大したことはできません。
が、二次創作のきっかけや目標を生み出すことができ、その結果参加者の方が素敵なものを作り出してくれます。

もちろん手間や苦労はありますが、それ以上に嬉しくて楽しいのでオススメです。

イベント主催・企画主催をやる時に何をどういうふうにやればいいのかは、先人がまとめてくださったわかりやすい資料がたくさんありますので、ここでは書きません。
代わりに私の個人的なスタンスを2つだけ書かせていただくことで、読んだ方の「主催をやること」へのハードルを下げられたらなと思います。
主催はいいぞ!!

やることは最低限でいい

世の中にはたくさんのすごく立派で手の込んだイベントや企画があります。
そんなイベント・企画をやろうと思うと、どうしても大変そうで尻込みをしてしまいます。
でも、個人的には主催は土台を用意することが仕事であって、主役は各参加者なので、必要以上に頑張りすぎなくていいと思うんです。
箱さえ用意しておけば、参加者のみなさんが楽しいものを入れてくれます。

と、いうことで、やることを増やそうと思えばいくらでも増やせますが、今回は必要最低限を心がけました。

例えばイベントでは、会場の飾り付けや、アバターの準備、イベントに合わせた本部主催の企画など、あれば嬉しいものはたくさんあります。
が、全部サボりました。
イベントを成立させるのに必要最低限のことではないと思ったからです。

アンソロジーや合作では、手を抜けるところはあまりなかったのですが、例えば連絡を個別ではなくまとめてにさせてもらうとか、こだわりのない部分(告知画像とか)についてはシンプルに仕上げるとか、楽できるところは楽させてもらいました。

イベントや企画をやってみたいけど、やらなきゃいけないことが多そう……と足踏みしている人は、少し気軽に考えてみてもいいかも。

楽しく協力してもらおう

これは私自身完全にはできていないと思うので、目標でもあります。

さっき、「箱さえ用意しておけば、参加者のみなさんが楽しいものを入れてくれます」と書きました。
主催のやるべきことは、「箱に楽しいものを入れること」ではなくて、「楽しいものを入れやすい箱にすること」だと思っています。

イベントでも企画でも、参加をしやすくすること。
さらに参加者が積極的にイベント・企画に関わりたくなるようにすること。
そういうことができたらな、と思います。

例えば、今回主催したイベントでは、ゲームに登場するキャラクターのアバターを作ってくれた人、そのアバターを使ってイベントを盛り上げてくれている人たちがいました。
また、イベント参加者に個別にメッセージを送ってくれた方たちもいると思います。
サークル参加者さんはもちろん、一般参加者さんもいろいろな形でイベントを盛り上げてくださったことを知っています。
また、アンソロジー・合作では、参加者さんにアドバイスをもらったり、企画進行の面で協力を申し出てもらったりしました。

もちろん、主催をする中で、「これに協力してくれませんか?」とお願いすることもありますが、それとは別で、参加者それぞれが「楽しいから」あれをやろう、これをやろう、と思ってもらえるよう形が理想だと思っています。

次回があるとしたら

また、イベント主催をするとしたら、こんなことをやってみたいなあと思っています。

・会場の装飾
→自分では不得意だしやりたくないのですが、会場の装飾!!好きです!!という協力者がいたらやってみたいなと思います。
 今回、アバターで盛り上げてくださった方がいたのを見て、会場の飾り付けがあったら、参加者が楽しめるポイントがもう一つ増えるなあと思いました。

・アバターの募集
→これも自分では作れませんが、作ってくださる方がいるようであればアバターの募集・配布を行いたいなと思います。

・自己紹介カードテンプレの配布
→サークル参加だけではなく、一般参加の方も一緒に作品について語れるような、テンプレートを作れるといいなと思いました。イベントの宣伝も兼ねて事前にSNSで公開できたら良さそうだなあと。

アンソロジーと合作については、もう一度やる場合も同じように粛々と進めるかと思います。

どれも楽しいので、気になる方がいたらぜひ、やってみてください!!
主催はいいぞ!!

合作主催については過去に書いた記事もあります。
こちらもよかったら。