こんな絵を描きたい、を言語化する2023

以前も書いたんだけど、随分時間が経っているのでもう一度整理しようと思いました。

以前に書いたのはこれ。

わたしにとっての絵を描くこと

ずっと思っていることなのだけど、わたしにとってのお絵描きは推し語りが一番近い。
描き上げたイラストや、イラストを描くという行為自体を通して、「このキャラクター、好き!」を表現したいんだと思う。

だから、「あなたの絵が好きです」って言われるのももちろん嬉しいんだけど、「このキャラクターが好き!」って共感してもらえる方がより嬉しいかも。
「わたし自身」でも「わたしの描いたイラスト」でもなく、「描かれているキャラクター」を好きって思って欲しい。
(もちろん、自分自身が好かれたい、褒められたいって感情もないわけじゃないけど)

つまりわたしにとって絵を描く目的……っていうと大げさだけど、それは推しが好き!って感情を表現して、あわよくば誰かに共感してもらうことなんだと思う。

どんな絵を描きたいのか

じゃあどんな絵を描きたいの?って言ったら、キャラクターの魅力が伝わる絵が描きたい。あとわたしの熱。

以前の記事では、「推し単体じゃなくて、推しのいる世界が描きたい」「シチュエーションが描きたい」って言っていた。
そうすることでキャラクターの魅力を伝えたいと思っていたのだと思うけど、今はちょっと違う。

よりシチュエーションをかくことに特化した手段としては漫画や小説があるし、むしろイラストの強みは顔だけでもキャラクターの魅力が表現できる部分だと思う。
それにはすごく技術がいるけど、だけどわたしは、顔だけでもキャラクターの魅力を表現できるようになりたいな、と思っている。

絵が上手くなりたい…… の意味

だから、わたしにとっての絵が上手くなりたいは、キャラクターの魅力とわたしの熱を純度高く表現できるようになりたい、あと筆が早くなってその分たくさんの推し語りがしたいってことだ。

ただ絵が上手になればいいってわけじゃない。
だけど絵が上手になることで表現できるものの幅も、純度も、量も、広がると思う。

顔まわりの塗りを今より上手になって、顔だけでも見栄えがする絵が描きたい。
人体が上手になって魅力的で自然な絵が描きたい。
色々なポーズが描けるようになって、ポーズを通してキャラクターの「らしさ」を表現したい。

6月に頑張ること

6月から、以前やっていた頑張る月間を再開しようと思っている。
そこで何を頑張るかはまだ悩んでいるんだけど、顔だけ描く時の見栄えをアップしたいので、そのために肌と髪の塗り方を模索しようかな。
顔のパーツの比率、バランスも見直したい。

もしくは、どんな絵を描きたいかの掘り下げがまだ不十分だと思うから、こんな絵が描きたい!って思う人の絵を探してきて共通点を分析するようにするのもいいかもしれない。

おわりに

絵を描くにあたってこういう思考をすることは、なんかこう、意識高い系(死語かも)っぽくてカッコ悪く見えるかもしれないけどわたしにとっては必要なことだと思う。

他の人の「わたしにとってのお絵描きってこんな存在」とか「こんな絵が描きたい」とか、ぜひ知りたいので、よかったら書いてください。

余談

わたしにとって絵を描くっていうのは一つの手段でしかなくて。
「推し語り」は、イラストじゃなくて小説や漫画、感想文をかくことでもできるし、MMDやアニメを作ることでもできる。
わたしには絶対にできないけど、アクセサリー制作や料理を通して二次創作をしている人も知っている。

絵を描くこと自体が好きだから、これからもメインは絵になると思うけど、それだけじゃなくていろんな手段で創作をしたいなと思っています。