キャンバスサイズって結局いくつにしたらいいの?を考える

2023年6月14日

色々試してみて、わたしにとって今の結論はA5サイズ・解像度350dpi(2039×2894px)です!

過去に使っていたキャンバスサイズたち

正方形サイズ(2048×2048px、1536×1536px)

最初は、Procreateの正方形サイズ(2048×2048px)とか、ClipStudioの正方形サイズ(1536×1536px)を使っていた。
イラストを描いてTwitterやpixivに投稿するにあたってはどちらでも特に困ることはなかった。

L版+余白のサイズ(1134×1618px)

そのうち、描いた絵を印刷することに興味が出てきて、L版+余白のサイズ(1134×1618px)で描くようになった。
今まで、コンビニのコピー機で何枚か印刷しているけど、自分のイラストを物理的な形で手に取れるのは嬉しい。
(印刷の綺麗さはコンビニのコピー機だと少し気になるけど、その話は今回は関係ないので置いておく)
L版サイズでイラストを描くなかで一つだけ困ることが合って、目の描き込みをわたしがしたいほどはできないことだった。ので思い切って大きなサイズで書いてみた。

A5サイズ・解像度600dpi(3496×4961)

フォロワーがA5サイズ・600dpi(3496×4961)で描いていると聞いて、試してみた。一番大きなメリットは同人誌などに収録したくなった時にそのまま収録できること。

今まで気になっていた目の描き込みがしっかりできるようになった。
ただ、困ることもあって、拡大縮小やメッシュ加工の時にめちゃくちゃ時間がかかりました。
私の使っているiPad(古い!)のスペックや、レイヤー数の問題もあるけど、日常的にこのサイズで描くのはちょっと厳しそうかなと思いました。

今使っているキャンバスサイズ

A5サイズ・解像度300dpi(1748×2480px)

描き込み具合にも不満はないし、300dpiあればカラー印刷には耐えられるので今はA5サイズ・300dpi(1748×2480px)で主に描いています。
拡大縮小やメッシュ加工をする時には、レイヤー数がとても多くなるとちょっと重くなるけれど、概ね気にならないです。

印刷会社によって推奨解像度が300dpiだったり350dpiだったりするので、よく使う印刷所や使いたい印刷所があるならそれに合わせるのも良いかも。というか同人誌にする予定がなくとも印刷所のテンプレを普段から使うのがいいかも。
書いていてわたしのよく使う印刷所は350dpiということに気づいたのので次回から350dpiで描いて行こうと思います。

キャンバスサイズの選び方

自分の用途(ネットに投稿するだけなのか、印刷したいのか)とか、印刷したいならサイズはどのサイズか、カラー印刷かグレースケール印刷かモノクロ印刷か(モノクロ印刷の場合は1200dpi必要だそうです)とか、そういったことをもとに決めればいいと思います。が、最初のうちってよくわからなくて悩むんだよね。

なのでわたし個人として万人にオススメなのは、L版サイズかA5サイズの350dpiです。
最初は印刷なんてしないと思っていても、あるとき急に印刷したくなることがあるかもしれないし、そういうときにぜひ印刷してみてほしいので。
イラストを印刷するのは楽しいぞ!

おしまい。