頑張る月間振り返り 6月/顔だけでも見栄えがする絵を描く

実に一年半ぶりに頑張る月間をやりました。

頑張る月間って何?という感じかもしれないのですが、お絵描きにおいてその月に上手になりたいことを決めて頑張る、というのを以前やっていました。
例えば髪の毛頑張る月間とか、線画頑張る月間とか。

頑張るのに疲れちゃってちょっとお休みしよう、と思って随分長いことお休みしていたのですが、今月からまた初めることにしました。

6月のテーマは顔だけでも見栄えがする絵を描くこと。
顔だけ〜バストアップくらいの範囲で、複雑なポーズはさせないで、魅力的に見える絵が描けるようになりたいなと思って設定しました。

 
 

頑張る月間を始める前に描いた顔はこんな感じです。
1月だからちょっと古いんですが……。

 
 

そして一ヶ月ちょこちょこ頑張ったあとに描いた顔はこんな感じ。

ちょっと見栄えがするようになったんじゃないでしょうか。
自分自身としては、少しだけだけど以前より魅力的になったんじゃないかなと思います。

頑張る月間にやったこと

やったことをざっくりあげると、以下のようなことを見直しました。
・顔の各パーツの配置のバランス
・線画の太さ
・使うペン
・目・肌・髪の塗り方
・口と鼻の書き方

見直す過程のメモはポイピクにあげています。

そのあとは、本番で実践!という感じで、顔メインのイラストを複数枚描きながら試行錯誤しました。

顔のバランスとか目の描き方とか、ある程度絵を描くことに慣れていると手癖で描いてしまいます。
その癖は描き手の絵柄とか個性と呼ばれるものにもなるので、絶対に悪いというわけではないと思いますが、今よりちょっとうまくなりたいな、と思う時には当たり前のようになっているその癖を見直してみるのもいいかなと思います。

特に役に立ったこと

今回色々試していた中で、特に役に立ったことが三つあります。
一つは「こんな絵が描きたい!」と憧れているイラストレーターさんの画集を買ってよく眺めたこと。
髪の毛の塗りをどうしようか考えている時に、ネットで色々な人の塗りを見ているだけでは全然掴めなかったのですが、おしおしおさんの画集を見ていたらなんかちょっと方向性が見えてきたかも……?となるきっかけになりました。

買って眺めたのはこの画集。

 

二つ目は色々試している過程をTwitterにメモとしてあげたこと。
見てくれたフォロワーが、「線の太さ、太いのと細いのと試していたけど、太いのの方が合っているね」などと教えてくれて大変参考になりました。
自分自身では、上手い絵描きさんは細めのせんで描いているから、私も細めの線にした方が上手くなれるかな?とか思っていた。

 

三つ目は実践のために描いていたイラストを仮完成の段階で人に見せて、違和感のある場所を教えてもらったこと。
人に見てもらってアドバイスをもらうのは、イラスト単体の完成度を上げるためにも有効だけど、自分の癖を知るのにもとても役に立つと思います。
例えば、わたしは普段通りに描くと目が必要以上にツリ目になりやすかったり、生え際の位置が高くなりやすかったりします。
そういうのって、自分の中では当たり前になっているから、何度見ても気づけないのですが、教えてもらってから見ると明らかに違和感があったりします。
その違和感をちょっとずつ倒していくと、イラストはちょっとずつ魅力的になるんじゃないかな?と思います。

(アドバイスをたくさんもらって直したのはこの時のイラストです)

やりきれなかった部分

髪の塗りが方向性はわかってきた気がするのだけど、やっぱりまだしっくりこないので、引き続き模索していきたいなと思ってます。

来月の頑張る月間

何をやるかまだ悩んでいます。

7月には大好きなゲームの周年お祝いにパーティーメンバー五人の絵を描きたいと思っているので、並行してできることをしたいなと思っています。

おしまい。